思い出の価値
最近、小学生レベルの若い子が顔出しでYoutubeに動画を投稿してますよね。
そこからぐるぐると考えてみたんですが、少し前までは「今日こんなことがあったよーみたいな」ちょっとした出来事や思い出って、自分の中に秘めておいたり、身近なひとと少し共有するくらいのものだったと思います。
しかし近年ではそんな思い出の価値観は、外部の第3者が付けるものになっているような気がします。
YoutubeにしてもTwitterにしても、そうなんですが閲覧数、ふぁぼ数、RT数がその出来事・思い出の価値を図る物差しになっている。
出来事とか思い出って、物差しで測ったり比べるものではないはずなのになあー。
わりと最近、朝バスに乗っていたら、男子学生のグループが
「あいつ、俺の新作動画にコメント付けてねぇ!」
「チャンネル登録してねえんじゃね?」
「登録しろっつったのに!くそー。」
みたいなやりとりをしていまして。
LINEの問題はいろいろ小耳にはさんではいたのですが、youtubeも友達が動画投稿したらコメント残さないといけないのか。現代の子は大変だな…と思いました。
実在するものであっても、目に見えない思い出などであっても、モノの価値観って、自分自身で見出すものだと思うんですが、考え方が古いのかなあ。