全展望監視システムとわたし
全展望監視システムこと、パノプティコンはベンサムさんが考えたパーフェクトな独房で、フーコーさんが応用・確立させたシステムなんですよ。
そのシステムをスゲー簡単にまとめると「見られてるかもわかんないけど、自分で自分を規律してて、さらにそれに従っちゃって二重の主体が出来上がっちゃってる」ってやつなんです。
車のらないので、よくわからないんですが高速道路に設置されている、スピード測る機械ってダミーも多いそうで、ダミーか本物かわかんないけど速度を緩めるのもパノプティコンの一種のようです。
ここからは、それを踏まえた上での自分語りですよ。
私はよく、○○したらだれかに怒られるかも。じゃあやめとこ…と、自分で仮想敵をつくって自分を規制してしまうんですわ。パノプティコンの事を勉強したあと、ふと
あれ?!これパノプティコンじゃね??って気が付いたんですわ。
でもなんで、そんな風になったのか考えてみると、子どもの頃の両親(と祖父母)からの影響だなー。ではどうしたらいいのか…と、人生振り返るきっかけになったり。
最近、自分の人生振り返るきっかけがいっぱいあって、ありがたい。
具体的にどんなかというと、あの時の自分の気持ちは、ああだったからそうしたんだーと過去の自分の事を分かってあげられたりとかとか(あんまり具体的でないなこれ)
うちの親は毒親まではいってないと思うんですが、なんかやっぱり変なところがあって。
子どものうちは外の社会なんて全然知らないから、これが普通なんだって思ってたけど、だんだん視野が広がってきて他とも比較できるようになって、やっぱ変なんだ…って思えるようになった。
家族の事はまた今度まとめて書くと思います。